うつ病にならないためのガイドライン

新型の病

新型こころの病気とは

 近年、20-30代での間で増えている新型うつ病は非定型うつとも言われます。うつ病の中の一種ですが、症状がこれまでのものとは違うという所が特徴です。新型うつの例ですが、どんより沈み込んだ気持ちが続くこともあれば、楽しいことや良い出来事があると一転して元気になってしまいます。しかし、元気な状態は長くは続かずまた鬱状態に戻ってしまうのです。今までのうつ病とは拒食や過食、不眠などと目に見える症状が少ないため、新型うつは見逃されやすく治療が遅れることもあります。 新型うつになりやすい人は、遺伝的に不安定な体質であったり、思春期を上手く過ごすことができずに経過したために20代になってから発症するというケースが多く見受けられます。

新型うつ病の特徴とは

新型うつになりやすい人の特徴は、他人からよく見られたい、思われたいという気持ちが強く、自分に対する評価が気になることが多い。みっともない姿を他人に晒したくない気持ちが強いため、人前に立つことが苦手であり手が震えるなど対人恐怖症のような傾向もあります。周囲に気を遣いすぎるあまりに自分の気持ちを抑え込んで、他人と同調しようとする傾向にあります。 新型うつの人の幼少期をたどると、子どものころから親の言うことを聞くいい子と言われてきたことが特徴があります。 症状としては、夕方からつらくなり食欲が増し、甘いものを好むようになります。貶されることに過剰反応し、パニック発作を起こすこともあります。 治療は内服治療とカウンセリング、日常生活の見直しで70%の人が改善すると言われています。医療的にだけでなく、普段の生活の見直しをすることも大切です。

周りの理解を得るために

新型うつの治療でまず大事になってくるのが、薬物療法や心理療法などの患者自身が受けるものはもちろんですが周りへの説明です。どんなに意欲的に治療にのぞんだところで、それが周りに理解されなければ、当人がただ苦しい状態になるだけです。時には周りからのプレッシャーがさらに追い打ちとなり、仕事を辞めざる負えないという状況にまで追い込まれてしまうのです。 もちろん、すべてのケースでそうなるというわけではありませんが、もしも新型うつの可能性がある場合、そして治療を開始するという場合には病名だけでなくその細かな症状までしっかりと上司に説明しておくことをおすすめします。 変に気を遣われることに抵抗を感じる人も中にはいるかもしれませんが、そうすることで周りへ迷惑をかけることも幾分減るのではないでしょうか。